メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ in SWISSその29 《帰国・おみやげ編》

2014年07月27日 | メガヒヨのホリデイ

チェックアウト時間ぎりぎりにホテルに戻ったメガヒヨ。
その姿を見て、X-traホテルのレセプションのお兄さんは「そんなに慌てなくていいよ」といってくれた。


お世話になったホテルを後にし、チューリッヒ駅へ。
空港行きのチケットを買おうとするも、経由によって料金が違うみたい。
よく分からないので安い方を買い、すぐ来た電車に乗る。


10分ほどの乗車でも車掌さんは改札にしっかり来る。
気を抜いていたメガヒヨ。駅で買ったチケットを適当なところに突っ込んでいたので大あわて!!
リュックのポケットからチケットをようやく見つけ出し、引きつり笑顔で差しだす。
しかしながらチケットは半額料金のものなので、ハーフフェアカードと同時に見せるように指摘された。
ふたたびカバンの中を大捜索することに。

若いハンサムな車掌さんからは、ハーフフェアカードのホルダーにチケットをちゃんとしまうように厳重注意された。
はい…。仕事を滞らせちゃったものね。ごめんなさい。
あとチケットに関しては、経由駅もくまなくチェックしている様だった。
その間中、深く考えずに安いチケットを買い来た電車に乗ったメガヒヨは、ビクビクしぱなっしだった。
超過料金は後払いでOKの日本とは違って、スイスでは80スイスフランの罰金が徴収される。おまけにそれはとっても不名誉なこと!!
軽率な行動の前に1分考える時間を持とうと、しきりに反省をするのであった。

そして空港駅に着いたときにもひと波乱あった。
メガヒヨの目の前の男性が他のお客さんに「お先にどーぞ、どーぞ」と譲りまくったので、降りるのがだいぶ遅くなってしまったのだ。
しかもスーツケースは置き場の奥に押し込まれてしまっていた。
たむろしている女の子にどいてもらい、数台の自転車をかき分け、自分の荷物を手にしたときには他の客は全て降りており、次のお客さんが乗ろうとしていた。
スーツケースを抱えてタラップを降りる横を小さいお子さんが駆け抜けて行ったりして、もうパニック状態!!

そんな折に救いの手が。
メガヒヨの困った様子を見て、中華系の女性が「彼女を助けてあげて」とヨーロッパ系の旦那さんに言ってくれたのである。
タラップの下からスーツケースを受け取り、下ろしてくださった。
もう本当に助かりました。ありがとうございます!!
スイスでは大らかすぎる中華系のツーリストに呆れる場面もあったけれど、空港駅で会ったレディには感謝するばかりだった。
当たり前のことだけど、民族や国籍などで人に先入観を持ってはいけないなと改めて感じたのであった。


電車でのことを振り返るにつけ、いい歳して洗練とはほど遠い自分にへこむメガヒヨ。
気分を切り替えようと、チューリッヒ空港隣接のショッピングエリアを歩く。


大きいフードコートがあり、中にはお寿司の店も。
そういえば今回の旅行では一度も和食を食べなかったなぁ。


フードコートと同じフロアにはシュプリュングリも出店しているよ。


ルクセンブルグリのシャンパン味などを買い、小さい箱に入れてもらう。
フードコートのカフェで搭乗前のお茶を楽しむ。


いよいよ出国。
さよならスイス、また近いうちに是非来たい!!


スイスとお別れを済ませた…と思ったら、出国後エリアに再びシュプリュングリの店舗を見つけた。
3年前に比べて規模が大きくなっているなぁ。


ずらりと並ぶルクセンブリグリ。3年前は包装済みのものだけで量り売りは無かった。
これは嬉しいなぁ!!
余ったスイスフランでついついまた買ってしまう(笑)


他の商品もいい品ぞろえだった。
持ち運び時間などを考えると、本店で買わずに空港で買った方が断然いいと思う。
このエリアには、どの航空会社を利用しても来られるからね。


新しく改装された空港店にはカフェも併設されている。


シャンパンと一緒にルクセンブルグリを楽しめるよ。
サンドイッチもいくつか置いてたし、次のスイス旅行のときには必ずここに来たい!!


大事なルクセンブルグリを抱えて、メガヒヨは機上の人に。


Auf Wiedersehen, Swiss!!


予算に余裕があったらスイス航空に乗ってそのまま成田に直行なのだけど、かなしきバジェット・ツーリスト。
行きと同じくオランダ経由。

 
オランダでは、トブラローネチョコレートが本場スイスよりも派手に売られていた。
ルクセンブルグリを抱えたメガヒヨはあまり興味なし。


ところで気になったのが、チケットに記載された搭乗時刻。
出発時間の一時間前になっている。
なんでかな~、間違い?と思ったらそんなことはなく、搭乗口でボディチェックが行われたのであった。
このパターンは自分は初めてだったので、ちょっと驚いた。


これが成田行きの飛行機。お世話になりまーす。

 
またもやフェルメールの絵がプリントされた機内食。
こちらもなかなか美味しかったよ。


機内食2回目。


無事に成田に到着!!


到着エリアでは千葉県在住の妹夫婦が出迎えてくれた。
正しくはルクセンブルグリのお迎えか、なんて(笑)
じつは、成田から神奈川の自宅にルクセンブルグリやチョコレートを7月の暑さのなか無事に持って帰りたかったので、蓄冷剤を届けてもらったのだ。

  
そしてこれらが日本まで頑張って持って帰ったルクセンブルグリ。
予算をケチってはかり売りの箱で済ませてしまったので、少々割れてしまっている。
でも美味しさは変わらず。


参考までに。
上の写真は3年前に買った、進物用の箱に入ったルクセンブルグリ。
長距離持ち運びするのなら、多少高くなってもこちらの方が良さそう。

 
こちらはミニトリュフとプラリネの詰め合わせ。
十数時間のフライトにも負けずに綺麗なまま日本への輸送に成功。
成田から蓄冷剤をつけたおかげもあるしね。


そしてそして。
3年前のルクセンブリグリがメガヒヨをスイスの地におびき寄せたように、再び運命のお菓子に出会ってしまった。

有名なチョコレートメーカー、リンツの主力商品であるリンドール。
それの板チョコバージョンをスイスのスーパー、coopで購入した。(写真上)
会社へのばらまき土産の予定だったのだが、デリケートなこのチョコレートは溶けてヘナヘナになってしまい配れなくなってしまった。
でもって自分で食べて見たのだけど、これがあり得ないほど美味しかったのだ!!
言ってて変だけど、リンツの丸いリンドールどころかシュプリュングリのトリュフより美味しかった。

この板チョコリンドール、日本で探しまくったけど残念ながらどこにも無かった。
似たような商品で、不二家のルックチョコレートみたいな粒になっているリンドールなら有ったんだけど、これもスイスで買ったものには及ばず。同じスイス製なのにね。

リンツ リンドールシングルズ エクストラビター 100g×24枚セット(クール便)
Lindt(リンツ)
リンツ

あ、これを見てこのチョコを食べたいと思われた方々。空港隣接ショッピングセンターのMigrosには無かったので、くれぐれもご注意を。
あまりにもデリケートすぎるから国外には出せないのかな?

一年かけてスイス旅行記を書いたのに、オチがスーパーで売っている板チョコになってしまった。
でもこのチョコレートには充分その価値がある。
リンドールの板チョコを求めて再びスイスを訪ねる気持ちを固めているメガヒヨなのであった。
行くとしたら高山植物の時期を外してしまうのがジレンマだけどね

メガヒヨ in SWISS2013 完。


メガヒヨ in SWISSその28 《シュプリュングリで朝食を編》

2014年07月22日 | メガヒヨのホリデイ


帰国の朝。
メガヒヨは再びバーンホフ通りに来た。
今回の旅行最大の目的、シュプリュングリ(Spurüngli)で朝食を取るためである。

シュプリュングリについてはこちらの文末をご覧いただきたい。
2011年にスペインを旅行した際、経由のチューリッヒ空港で出会ってしまった運命のお菓子、ルクセンブルグリ(Luxemburgerli)。
それを製造・販売している世界一美味しいお菓子屋さんなのである。
しかもチューリッヒから150km以内にしか出店しないポリシーなので、その入手難度もほぼ世界一に近い。

 
シュプリュングリは洋菓子店に加えて、カフェレストランも併設。
ショーウインドウのサンプルに目移りしてしまう。
お値段まで表示してあるのがこれまた親切。(サムネイルをクリックすると大きい写真が表示されるよ。) 

 
ウズラの卵のように見えるけど、これはモッツァレラチーズ

 
カレー風味のチキンのサラダ

 
たまごサラダ入りドイツ風クロワッサン

 
フルーツ入りシリアルとラッシーチャイ

 
白アスパラなど、カナッペ3点

 
レシートがひっくり返っているから分からないけど、オーソドックスなサンドイッチ

 
小さいのはチーズ、大きいのはほうれん草のキッシュ 


メガヒヨは小さいサンドイッチ3点と、カナッペをチョイス。
カナッペは2.5スイスフラン、サンドイッチは各4スイスフラン。
それにオレンジジュースで合計21.7スイスフラン。(2013年7月現在)

こちらのオーダー方法はいくつかあるけど、メガヒヨのとった方法はコレ。
まずは店舗で好きなサンドイッチやケーキを選んでお会計を済ます。
お店の中で食べたい旨を伝え、お皿に載せてもらいカフェに行く。
カフェはテラス、店内1F、2Fの三か所に分かれている。
お店の人の案内により席を確保できたら、飲み物やサラダをオーダーする。

店舗に寄らなくてもカフェでオーダーは出来るみたい。
でも種類が全部揃っているわけではないので、やっぱり店舗で選んだ方が選択の幅があっていいと思うよ。

メガヒヨが行ったのは8:30くらいだったので、テラス席は一部しか設置しておらず満席だった。
そこで1Fで食べたのだけど、トイレを借りた際に2Fを見てここで食べれば良かったとしきりに後悔した。
1Fは席も混みあっているヨーロッパありきたりのカフェだけど、2Fはサロン風のレストランだったからね。
まぁ1Fも地元のビジネスマン、キャリアウーマンがささっと高い朝食を食べていく独特の雰囲気が味わえてよかったけど。
それに再びここに来て2Fでゆっくり朝食を食べるぞって目標も新たに出来たしね。


シュプリュングリのお向かいはサボイホテル。
食後はこのハイソなエリアを散策することに。


少し奥まったところには噴水が。
1Fはカフェや店舗が入っているようだけど、上階は高級アパートメントみたい。


バーンホフ通りから離れて、リマト川沿いを歩くよ。


対岸からフラウミュンスター(聖母教会)を眺める。


スイス最大のロマネスク寺院である、グロスミュンスター(大聖堂)。

 
オシャレな小道をチューリッヒ湖方面に向かって進む。


クリスタルカットガラスの素敵なお店。
若い頃はこういうのを見てとても欲しくなったけど、今だと使用用途を考えてしまうので財布のヒモは緩まず。
ウインドウショッピングで完結。


それにしてもおハイソな地域だけあって、比較的新しい建物にも凝った装飾が。
アメリカの宝くじでも当たったら、こんな所に引っ越してきたいなぁ。


チューリッヒ湖も近くなり、あちこちにカフェが。
これはとあるお店にあったブロンズ像。一瞬ドキっとしちゃった


同じ店の敷地内にはこんな像も。
なんて名前のお店か見てこなかったので、エロカフェとでも命名しておこう!!


チューリッヒ湖に到着。
綺麗な街並みに白鳥さんたちの姿が映える。


湖畔の売店。
商品のなかにはシャンパンも!! 地域色が出ているなぁ。


ケー橋を渡って、再びバーンホフ通りへ。
チョコレートのリンツ本社の建物も見える。


ビュルクリ広場では蚤の市が開催されていた。
時間の関係でよく見られなかったけどね。
もしかして掘り出し物があったかも?


そして再びシュプリュングリに参上!!


結構な気温があったので、買い物は散策した後にと思っていたのだ。


スイス風マカロンのルクセンブルグリに数々のトリュフ!!
予算と荷物の制限がなければ、お店の片っ端から買って帰りたいほどだった。
店員さんも片言英語のメガヒヨに根気よく商品の説明をしてくれてとても親切だった。


チューリッヒでも目的を果たし、大満足のメガヒヨ。
スパマロットトラムに乗って、チェックアウト時間ぎりぎりのホテルに戻るのであった。


メガヒヨ in SWISSその27 《チューリッヒホテル・レストラン編》

2014年07月21日 | メガヒヨのホリデイ


首都ベルンから電車で一時間、チューリッヒに到着。


チューリッヒ駅のコンコース。


繁華街とは別方向の北口に出る。
なんとこちらのホームは道路と直結している。
改札の無いこちらの鉄道だからあり得るんだね。
ちなみに停まっていたのはオランダ行きの国際列車だった。


駅の隣にはスイス国立博物館。
見学してみたかったけど今回は時間が無いので、次回のお楽しみに。

 
駅から歩いて10分ほどの場所にあるHotel X-tra。
チューリッヒ駅近辺では珍しいお手頃価格。


シングルで予約していたけれど、ツインベッドの部屋に案内された。


テレビはフィリップ製、
冷房設備は意識しなかったので分からないけど、扇風機があった。


使わなかったけど、ポットがあると冬は暖かいお茶が飲めるからいいだろうね。


セキュリティボックスもあったよ。
冷蔵庫は何故か鍵がかかっていて使えなかった。
まぁ一泊だけだからいいけど。 

 
水回りはシャワーのみ。これも夏だから問題なし。
そうそう。このホテルにはシェア・バスの部屋もあったよ。
自分の部屋に行く途中にシャワールームがあったけど、いつも空いている様子だった。

 
ホテルのすぐそばにはトラムの乗り場があった。
失敗したな~と思ったのはチューリッヒ・パスという24時間乗車券を買わなかったこと。
2回も乗れば元は取れるし、チューリッヒ空港までの電車も乗れたのに。
乗る度に乗車券を買っていたメガヒヨ。小銭も必要だし、色々面倒だった。


繁華街の駅向こうにやってきた。
時刻は20時に近いけれど、まだ明るい街中。


ブランドショップが建ち並ぶバーンホフ通り。

 
脇の小道も、趣のあるレストランなどが軒を連ねる。


やや、シャンパントリュフで有名なトイスチャーを発見!!
この時には営業時間が終わっていたけれど。


うーん…。すごく上等なチョコレートなんだろうけど、デコレーションがいまいちだなぁ(笑)


こちらのシャンパントリュフは、バブルの頃に姉が買ってくれたのを初めて食べた。
あの時は別次元の美味しさに感動したなぁ…。


トイスチャーでもお土産を買おうかなと考えてはいたけれど、ディスプレイのセンスに少々引いた


ここらで夕食にしようかな。
バーンホフ通り界隈の店は高いので、北口の方に戻って来たよ。

 
駅近くの居酒屋さん。
仕事帰りのおじさんたちがビールを飲んでいた。
おすすめメニューにコルドンブルー(チーズやハム入りの子牛のカツレツ)があったけど、あまり食欲は無し。
そういえばルシュティって食べてないな~と思い、ビールと共にオーダー。


駅を眺めつつ、ぼーっと待つ。


先にビールが出された。
突き出しのサラダが嬉しいなぁ。


ルシュティの到着。
ジャガイモがサクサクホクホクしていて美味しい~!!

…でもだんだん飽きてきてしまった(笑)
あまり食べれないからプレーンのルシュティにしたのだけど、ソーセージ付きとかにすれば良かったなぁ。
とはいえ昼もアイスしか食べていないので、ここはちゃんと食べておかないと。


サラダも合間にちびちび食べながら、ここは見事完食!!


食べ終わった頃にはすっかり暗くなってしまった。
メガヒヨ、ロシュティ食っておなかいっぱいこっぱいのはずが甘いものが欲しくなった。
アイスクリームを求めてホテル周辺の店をさまようが、どこにも売っておらず。


アイスじゃなきゃ冷たくて甘いものと思い、ホテルのレストラン併設バーに入った。


アーモンド・マティーニをオーダー。
うん、冷たくて美味しい!!
グラスを飾るのは丸く切られたスイカ。


次はロング・カクテルがいいなぁと思い、シー・ブリーズを。
あ、ここでも食用ほおずきが登場。
こちらのバーはチャージ料はなく、カクテルはそれぞれ15スイスフランほど。
ビールなどはもう少し安かったかな。(2013年7月現在)

ホテルのレストランはこの日、ロリポップナイトというパーティーが開催されていたため
50年代風のふわふわドレスの女の子が多く目の保養にもなった。

実はメガヒヨ、あまりショットバーに行くことは無いのだけど、こちらのお店はリラックスしてお酒をいただくことが出来た。
ほろ酔い気分でスイス最後の夜を楽しく過ごしたのであった。 


メガヒヨ in SWISSその26 《スイスの首都・ベルン散策編》

2014年07月20日 | メガヒヨのホリデイ


いよいよツェルマットを離れる。
またもや楽団が演奏で送り出してくれた。


来たときと同じようにマッターホルン・ゴッタルド鉄道に乗車。
まずは乗り換え地点のフィスプに向かうよ。

途中駅からお向かいの席に韓国人の可愛い女の子が座った。
アメリカに留学中で、日本の映画が好きだというEちゃん。
彼女との一時間のおしゃべりはとても楽しかった。
Eちゃんが私の英語レベルに合わせてくれたというのもあるけれど、アメリカ人より話していることがよく分かった。
あとそれと、韓国の方に「ヨン様」という日本語はフツーに通じるんだね(笑)


そうそう。メガヒヨの席周辺にはEちゃんの他に中国系らしい女の子も座ってたんだけど、改札にきた車掌さん(写真・上)は日・中・韓女子を巧みに見わけて挨拶をしてくれた。


この美しいエメラルドグリーンの渓流の光景も見納め。
リッフェルベルクの女王にまたお目にかかりたいな。


電車はフィスプに到着。
ここでフィレンツェに向かうEちゃんとはアドレス交換してお別れし、メガヒヨはスイスの首都・ベルンに向かうよ。


湖の街、トゥーンを通過。
ここもいつか訪れたいなぁ。


一時間ほどの乗車の後、ベルンに到着。


スイスを旅する場合、荷物をあらかじめ最終目的地の駅に送ることが出来るファストバゲージというサービスがある。
しかし心配症な上に節約したいメガヒヨは、気合で荷物を運んでいた。
事前に調べていた通り、ベルンにはコインロッカーがあるしね。


中型スーツケースとリュックを押し込む。
使用料は7スイスフラン。(2013年6月現在)


身軽になったら、散策開始といくかな。


トラムが発達している街なのであちこち架線が張り巡られているよ。


熊公園かバラ公園に行こうと思いつつも、道を間違えたらしく別の公園に入ってしまった。


普通の感覚なら綺麗な公園なのだろうけど、標高3,800mの世界から下りたばかりの身としてはノイズが強く感じられた。
脚を開いて昼寝している人もいるし、気分はげんなり。


気を取り直して、高台から記念写真など1枚。


木陰では地元の方がチェスをするなど、のどかな光景。


ベルンはスイスの首都なだけあって、様々な建物がある。
これは国立銀行。


連邦議会議事堂。


街の中心、ブンデス広場ではお子様たちが水遊びに夢中。
その日はそれぐらい暑かった。

 
ベルンの名物の噴水。様々なモニュメントが飾られて、それぞれ由来があるよ。
この噴水はガイドブックに載っていないので名前は不明。
他のものより古いからで、由緒ありそうなんだけどね。すがるクマが可愛い。


ベーレン広場では、昼間は青空市が開かれている。

 
目にも鮮やかな青果や花々。


メガヒヨはここでモーベンピックのアイスを食べた。大好きなピスタチオ味。


平日なのにパレード? 何かの宗教の行進みたいだった。


ここでも巨大チェス。
競技人口の多いゲームを見ると、自分もルールを覚えようかなと思ったりする。
その国の言葉は話せなくても、チェスでコミュニケーションが出来たりするからね。


広場を離れてマルクト通りを東方向に進む。


街のランドマークである時計塔。


通りの両脇にはアーケード街。

 
このアーケード。ウナギの寝床の様に奥ゆきがあり、様々なお店が中に入っているよ。


通りはクラム通りと名を変え、さらに続く。

 
「オレ様の名前をいってみろ!!」というセリフが頭に浮かんでしまった、鉄仮面のクマ。
ケンシロウの兄のジャギではなく、ベルンの創始者であるツェーリンゲン家を象徴するクマの兵士の像。


あちこちに街の象徴、クマが見受けられる。


さっきの鉄仮面クマもそうだけど、旧市街には噴水が集中しいくつも見られるよ。


正義の女神の噴水まで見たところで折り返すとするかな。


帰り道はウインドウショッピングでもしながら歩く。


宝飾店に、


帽子専門店。


お花屋さんなどなど。
数々の路面店が並ぶ。昔の銀座もこんな感じだったのかな。
住んでいる方々の生活水準の高さを伺わせるラインナップ。


旧市街より一本奥に入った道も歩いてみる。
石造りの素敵なチャペルを見つけた。


ふと振り返るとお酒の気配。


あー。噴水でワインを冷やしている。いいな~!!
でもそろそろチューリッヒへの電車の時間。駅に戻らなきゃ。


そんな訳でベルンを駆け足で観光したメガヒヨなのであった。
印象としては、ヨーロッパのあちこちに見られる綺麗な街といったところ。
ルッツェルンやチューリッヒが旅程に入っているのなら、タイトなスケジュールの人は寄らなくてもいいかも。

まぁ午前中にマッターホルンの雄大な光景を見た後なので、ベルンでは何を見ても感動が薄くなっちゃったのかな。
もちろんゆっくり回れば、素敵な場所もいっぱい見つかるかも知れないし。
次回訪れるとしたら、グリンデルワルト滞在中に雨が降った場合かな。ユングフラウ地域からは結構近いので。

あ、そうそう。アインシュタインが相対性理論を発見した時の住居がここベルンにはあったんだっけ。寄らなかったけど。
もし今後の人生において、相対性理論を理解し、大きな興味を持てるような心境になった暁には訪れたいと思うかもね。
メガヒヨの頭脳がそこまで躍進する予定は、残念なことに全くないのであるが(笑)